bon-wasanbonの日記

日々の暮らしや子育てについてゆるく書いていきます

【読書記録】2020.12②

膀胱炎が再発しました…。もう治りましたが、最近ちょっと気が緩んでいたと反省。寒さが厳しくなってきたので皆さんもどうかお気をつけて。

今回も読み直したい本に☆印をつけています。ちなみに今更なんですが、☆はOK、それ以外は駄本という意味ではありません。今まさに興味があってよくわからない部分があったから別の本を読んでからもう一回読もう、とつけたり、面白いと思った本でも一回読んで満足したらつけなかったり。要は自己満足のメモです。このブログ自体そうなんですけど

フルキャリマネジメント―子育てしながら働く部下を持つマネジャーの心得(武田 佳奈)

バリキャリでもゆるキャリでもなく、キャリアも子育ても全うしたい人をフルキャリと定義し、フルキャリを目指す部下をどうマネジメントするかの本。子育て中の女性部下をどう扱っていいのかわからない管理職が多いとのこと。時間などの制約で出来る/出来ないはあるとして、自分はどう働きたいのかを伝えられるようにするのが大切なのかなと。ワークとライフの両方できるだけでなく、成長と貢献も実現できないとそこで働く意義を見失ってしまう、というのにすごく共感。

たすかる食事(按田 優子,鈴木 陽介)

たすかる料理

たすかる料理

  • 作者:按田 優子
  • 発売日: 2018/01/27
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

代々木上原の「按田餃子」を営む筆者のお店と料理の理念やレシピを紹介した本。でいいのかな。エスニックや個性を押し出しているわけではなく、「ふつう」を目指しているそうですが、あんまり普通ではありません。まとめて下処理したものを切り崩しつつ、+αして食いつなぐ、というのは要はありあわせとも言えますが、もっと能動的で自由でどこか原始的。一人暮らしならちょっと試したかったかも。とりあえずチチャロンが猛烈に食べてみたいです。

京都・六曜社三代記 喫茶の一族

京都・六曜社三代記 喫茶の一族

京都・六曜社三代記 喫茶の一族

  • 発売日: 2020/08/31
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

京都の老舗喫茶店六曜社の創立から、孫にあたる3代目まで受け継がれていく歴史を描いた本。お客様のため美味しいコーヒーのため、という気持ちは同じでも、家族であってもうまく噛み合わないことも。ただ単に同じことを繰り返すのではなく、新しい試みに取り組み、またそれを受け入れてきたからこそ続いてきたんだな、としみじみと感じました。京都に行ったらぜひ訪れてみたいです。

人工知能は人間を超えるか ディープラーニングの先にあるもの(松尾 豊)

人工知能の定義から始まり、人工知能研究の歴史と今後の展望をまとめた本。AIというとSF的な万能なイメージが伴いがち。AIができること、できるようになるかもしれないことが分かります。難しい部分もありましたが、全体的に説明の仕方が優しく読みやすかったです。発行から5年経っていますが、まだまだ入門書となる良い本だと思いました。機械学習ディープラーニングについてもう少し知りたくなりました。

エンジニアが学ぶ金融システムの「知識」と「技術」(大和総研フロンティアテクノロジー本部)

銀行、証券、保険など金融業界で使われているIT技術の変遷と、ブロックチェーンなど近年話題になったものなどを解説した本。教科書的に広く浅くな感じだったので、ちょっと物足りないところもあるけれど俯瞰して知ることができるのが良かったです。これを見て気になったワードについて他で掘り下げるといった使い方ができそう。

ピープルウエア 第3版(トム・デマルコ,ティモシー・リスター)

ピープルウエア 第3版

ピープルウエア 第3版

開発上の問題の多くは技術ではなく社会学的なものだとして、人に焦点を当てて色々なエピソードをユーモアたっぷりにまとめた本。厳しい目標を設定してハッパをかけるよりも目標を設定しなかった方が生産性が高くなった、など興味深い話が沢山。致命的なものほどリスクとして管理されないとか、人員入替によるコストは軽視されがちとか、あるある。初版が1987年なので古く感じるところもあるけれど、概ね現在も続いている課題がほとんど。コロナでリモートが増えてオフィス環境が好転したケースもあれば、電話や上司からの干渉が増えて悪化したケースもあるはず。当たり前と思っていることが本当にそうなのか、考えさせられました。

【子育て】育児用品ではないけれど役立っているもの

子どものために買ったわけではないけれど、結果的に子育てにも有効だったものたち。

エアリーマットレス

和室のある今の賃貸に引っ越す時に思い切ってベッドを処分し、ミニマリスト御用達のこちらを導入しました。ベビーサークルとマットを導入するまでは、夫が仕事の間に布団の上を遊び場にすることもあったのですが、洗えるのでよだれが垂れてもピリピリしないで済みました。踏むとシャリシャリ音がしますが、今のところそれで子どもを起こしちゃったりは無いです。

アイリスオーヤマ/MARS-S

ごろ寝マット

もともとは大人の長座布団として使っていたものを今は子ども用に。ちょっと寝転がしておいたり、レジャーシートを敷いて風呂上がりにケアをしたり。コットン100%なのと丸洗いできるのとでぴったりでした。無印のごろ寝マットは通年販売ではなく夏用とか冬用とかでたまに見かけます。カバー付きにして、用途に応じてカバーを選べるようにしてくれたらいいのにな…。

無印良品/ごろ寝マット 

※リンク先はアーカイブです

コードレスクリーナー

子どもの行動範囲が広がり、床が埃っぽいと焦ります。億劫な掃除のハードルを下げてくれるのがコードレス。ラグは何度かかけないと吸いがいまいちですが、狭い部屋ですしこれで十分。最初のうちは音にびっくりして子どもが泣いてしまうことが多かったのですが、今はすぐそばでかけていても動じません。

マキタ/CL107FDSHW

リュック

無印背負ってるお母さんとても多いです。荷物を詰め込んでも重さを感じにくいのと、両脇の2つのポケットと背面ポケットが素晴らしい。両脇ポケットに水筒や折りたたみ傘、エコバッグなどを突っ込み、背面ポケットに小銭入れやカードケースを入れておけば1〜2時間の散歩ならリュックを下ろさず乗り切れます。母子手帳ケースやおむつ、着替えなどは入れっぱなしにしてその都度補充しておけば出かける準備もスムーズです。元々使っていたのをマザーズバッグに転用したため通勤用に新しいリュックを検討中なのですが、結局気兼ねなく使えるのは無印なんじゃ?と堂々巡りしています。

無印良品/肩の負担を軽くする撥水リュックサック

スリッポン

抱っこ紐で屈むのはしんどいので、さっと履けるスリッポンが正解。仕事用に買った黒靴が妊娠中から大活躍しています。真夏以外履けますし、防水スプレーしておけば小雨位なら大丈夫。私にしては結構いいお値段の買い物だったのですが、十分元は取れたと感じています。修理して履き続けたい一足です。砂場遊びとかするようになったらスニーカーにしますけど。

エルナチュラリスタ/エルビアジェロ

最後に

スペースが限られているのでなるべく専用ではなく兼用できるものが好きです。でも3wayとか結局使い心地でいったら1wayがいいよね、ということも多く。そんな中でライフスタイルが変わってもうまいこと寄り添ってくれるような物はとても嬉しい存在です。これからもそんな物を見つけていけるといいなと思います。

【読書記録】2020.12

あっという間に12月。買った本は満足してついつい積読しがちですが、返却期限があると背中を押されます。

改訂版 さあ、育休後からはじめよう ~働くママへの応援歌~ (山口 理栄,新田 香織)

データや法律を踏まえて、産前産後で得られる支援や復職に関するアドバイス、会社のサポートのあり方についてまとめた本。キャリアプランを考える上で産育休のイメージが無い人や、ワーキングマザーが周りに居らず会社とのやりとりに困っている人によさそう。小1、小4の壁など就学以降の課題にも触れられていて参考になったけれど、どう乗り越えて行くべきかは一般論にとどまっていて実際は難しいのでは、と思ったり。

30代のための年金とお金のことがすごくよくわかって不安がなくなる本(佐藤 麻衣子)

30代のための年金とお金のことがすごくよくわかって不安がなくなる本

30代のための年金とお金のことがすごくよくわかって不安がなくなる本

  • 作者:佐藤 麻衣子
  • 発売日: 2018/07/20
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

前半は年金制度、後半は9つのモデルを挙げてライフプランを解説した本。若い世代に不公平感のある年金についてネガティブなイメージを軽減し、数字を見える化して検討すべき点を明確にさせるのが狙いのよう。30代をターゲットにしたのは働き方が安定しつつ、老後までは時間がある層というだけのような。お金について漠然と不安な人や、ライフプランシートを作ってみたい人に。

神速Excel 【ダウンロード教材付き】(中田 元樹)

神速Excel 【ダウンロード教材付き】

神速Excel 【ダウンロード教材付き】

  • 作者:中田 元樹
  • 発売日: 2019/09/05
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

ショートカットを覚えるだけでなく、セル移動やセル選択などの基本操作をキーボードで素早く行うやり方を身につけて効率upしよう、という本。知識自体はネットで手に入るものですが、繰り返し練習して無意識に使えるようにさせる仕組みになっているのが売りなのかなと。仕事の中で少しずつ覚えたものがまとまっている感じで、新入社員のときに読めたら良かったと思いました。マウス使いがちな人向けです。

2020-2021年版図解わかる生命保険(ライフプラン研究会)

2020-2021年版図解わかる生命保険

2020-2021年版図解わかる生命保険

基本となる定期、終身、養老から医療、介護、学資など様々な保険について解説。保険の見直しや解約時の注意点、税金関連についても説明があります。具体的な例や図も豊富で用語の説明なども細やか。用語の索引がついていないのが惜しい。保険の基礎知識が必要で読みましたが、税金のところは難しくてさらっと…。こういう本を読み込んで検討している人もいるんですよね。ずっと前に契約した保険もちょっと見直してみようかな。

富士日記(上) 新版(武田 百合子)

富士日記(上) 新版 (中公文庫 (た15-10))

富士日記(上) 新版 (中公文庫 (た15-10))

富士山麓の山荘で夫の武田泰淳と過ごした13年間の日々を記したもの。上巻は昭和39年7月から41年9月までが収録されており、時々泰淳や娘の花さんが記している箇所も。毎日の献立や買ったものの値段、日々の出来事が淡々と書かれています。一見地味なんだけれど、読み込んでいくとじわじわと面白くなっていく感じが不思議。突然、死など不穏な描写も差し込まれるのがどきりとします。石屋の外川さんが結構好き。

エンジニアのためのマネジメントキャリアパス(Camille Fournier 他)

IT技術系管理職のキャリアパスについての本。メンター、テックリード(技術リーダー)、エンジニアリングリード(技術者チームの管理者)、…と進み、最終的に経営幹部まで。それぞれの役割や上司、部下、同僚との関わり方などのノウハウを紹介しています。エンジニアのための、とある通りプレイングマネージャーとしての自分の仕事とチームの仕事のバランスだったり、実作業を離れた後でもスキルを磨く方法なども解説。すごい上司/ひどい上司の例、1on1のポイントやタスクの任せ方(構いすぎも放任もダメ)、役割が上がるごとの視点の変わり方がとても興味深かったです。

【読書記録】2020.11③

図書館の本は予約の順番が回ってきたタイミングで読むことが多く、そのときの興味の波と合わないこともあります。でも無い本もリクエストすれば他から借りたり購入してくれたりと手厚く、何より無料なのが素敵。今はIT系を知りたくなっているので今後はそっち寄りの本が増えそうです。すぐ挫折するかも

今回も読み返したい本に☆印をつけています。

いまさら聞けない ITの常識(岡嶋 裕史)

いまさら聞けない ITの常識 (日経文庫)

いまさら聞けない ITの常識 (日経文庫)

情報技術の進化やシステムによる業務変革の流れ、IoT、AI、ブロックチェーンなどをざっくりと知ることができる本。著者の主張をまじえつつ、できるだけ平易に語られていて読みやすかったです。技術に詳しい人や体系だてて学びたい人には物足りない気がしますが、初心者向けとしては良いと思いました。

知識ゼロからのプログラミング学習術(北村拓也)

プログラミングを学びたい人のための学習法を紹介した本。Webアプリやゲームといった作りたいものや、チーム開発手法やプロジェクト管理といったテーマに応じた学習のロードマップがわかります。どんな技術要素が必要なのかやそれを得るための参考書籍やサイトがカテゴライズされていてわかりやすかったです。プログラミングに興味があるけれど何から始めたらいいのか分からない人、沢山あるIT関連本のどれを読めばいいのか迷っている人にとっての指針になりそう。

産後クライシス(内田 明香,坪井 健人)

(009)産後クライシス (ポプラ新書)

(009)産後クライシス (ポプラ新書)

出産後に夫婦仲が悪化する「産後クライシス」の問題と、それを回避するために妻・夫ができることを紹介した本。妻も察してをやめようとか、妻と夫できちんとゴールを擦り合わせようとか、気をつけなきゃと思えることがいくつかありました。男女や親子問わず、家族を保つには努力が必要。妻の危機はもちろん夫のうつや、残業と家に挟まれる夫が救われるにはといったことももっと議論される必要があるのではと思いました。

仕事も毎日も整う! 働く女子の時間のルール(日経WOMAN)

仕事も毎日も整う! 働く女子の時間のルール (NIKKEI WOMAN BOOK)

仕事も毎日も整う! 働く女子の時間のルール (NIKKEI WOMAN BOOK)

  • 発売日: 2019/02/22
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

仕事を効率化するやり方等かと勝手に思い込んで読んだのですが、早起きや通勤時間などで趣味や勉強が色々できるよ、という本でした。雑誌感覚でパラパラ読めますがあまり目新しさは感じられず、勉強の内容も2019年発行にしては古い気がして少し残念。趣味の部分に関しては、朝からお寺参りをしたりボクシングしたり活動的な人もいるんだなあ、と思いました。

ごはんですよ(なかしましほ)

ごはんですよ

ごはんですよ

ベトナム料理店などを経ておやつのお店を開いた経歴をもつ著者が繰り返し作った定番の味を、お米・麺・パン、粉もの・スープの4つの章にまとめたレシピ本。きつねそぼろや麩じゃがなど派手さは無いけれどしみじみおいしいんだろうな、とどこか懐かしさを感じるものから、バインミーなどエスニックなものまで。うどんのフォーとレンコンのスープを試してみたいです。

親が倒れた! 親の入院・介護ですぐやること・考えること・お金のこと 第2版(太田 差惠子)

親の入院や介護が発生したときにどうすればいいのか、短期、中期、長期に分けて解説した本。図入りの見開きで1つずつ解説していて分かりやすかったです。親の介護についてそろそろ気になり始めたので、全体の流れを知ることができちょっとだけすっきりしました。親や兄弟とのコミュニケーション、節約のためのコツなども記載されており、いざというときにまた読み返したいです。

【子育て】離乳食の椅子選び

初めての椅子です。

はじめに

バウンサーもあるのですが最近自分で揺らすようになってきたので、食事用の椅子を用意することにしました。我が家はダイニングテーブルを固定配置しておらず、食事をするときだけリビングにローテーブルを出しています。ちゃぶ台スタイルですね。

そのため、ローチェアを探しました。希望の条件は以下の2つです。

・子どもが抜け出しにくい

・専用テーブルがある

候補

実際に試したかったのですが、近くの店は品揃えがイマイチだったのでネットの口コミをもとに候補を選びました。

カリブ/ソフトチェア

3ヶ月〜14ヶ月(10kg)頃まで対応。もう少し早い時期に購入する分には良かったのですが、もう10kg近くあるので断念。

バンボ/マルチシート

6ヶ月〜3歳(15kg)頃まで対応。普通のバンボよりは少し余裕があるものの、やっぱりちょっときつめらしく、太ももむちむちボーイなので心配。

リッチェル/2WAYごきげんチェア

7ヶ月〜5歳頃まで対応。足の間がフラットなので成長しても長く使えそうですが、子どもによってはずり落ちてきやすいという口コミも。

インジェニュイティ/ベビーベース

6ヶ月〜4歳(22kg)頃まで対応。テーブルが椅子の下に収納できます。バンボがだめだった人がこちらにした、という口コミが多かったです。

悩みに悩んで、以下の点からインジェニュイティにしました。

・対象年齢が幅広い

・バンボよりは余裕がありつつ、フィット感もありそう

・落ち着いた色がある(グレー、ベージュなど)

買ってみて

対象年齢は6ヶ月からですが、5ヶ月後半からフライングで載せ始めました。成長度合いによるので自己責任で。

心配だった太ももは問題なし。着脱式の背もたれもあって座りやすそう。キツくなりだしたらクッションを外せばもう一段余裕ができるので安心です。テーブルの着脱も簡単。座らせてベルト装着→エプロン装着→テーブル装着という感じでテーブルと体の隙間にエプロンが来るようにするとエプロンを手で掴む確率も減りますし(ゼロにはならない)、汚れもキャッチしやすい気が。

大人の椅子に乗せるとき用のベルトもあるのですが使わないのでどこに保管しようか、と思ったところなんと椅子の下にスペースが。テーブル含め付属パーツがすべて椅子に収納できるのはすごい。

気になった点

・掃除のしやすさ

ノーマルバンボのようなつるんとした一体型と違いつなぎ目の溝やベルトを通す穴があるので、隙間に汚れが入ってしまうとちょっと面倒かも。盛大にぶちまけないことを祈ります。

・ベルトの位置

細かいことですが座らせる時にベルトが子どものお尻の下に入り込んでしまい、いちいち引っ張り出さなくてはいけないです。密着して固定できるのはいいのですが、もう少し大きくなってちょっと腰掛けたいだけのときに邪魔そう。ベルト有りタイプはしょうがないのかもしれませんが。

最後に

自分の膝に乗せて離乳食をあげていたときは、顔が見えづらいと感じることもあったので椅子がきて助かりました。今のところご機嫌で座っています。そのうち乗るのを嫌がることもあるでしょうが、少しでも長く使えるといいなと思います。

【出産】産後のマイナートラブル

産後半年経ち、全部元通りではありませんが7割くらいは良くなったかな?という気がしてきました。このあたりで一度まとめてみます。下の話もあるので苦手な方はご注意を。

諸症状

〜産後1ヶ月

貧血

分娩時の出血が多かったらしく入院中に鉄剤が注射され、錠剤も処方されました。服用して2週間位でめまいやふらつきは収まり、今は特に問題無いです。でも一度、抱っこ紐で出かけた帰りに気分が悪くなったことがありました。脳貧血のような感じだったので、締め付けによる酸欠や水分不足、睡眠不足などが原因かもしれません。子どもを抱いたまま倒れないか怖くて、それ以来抱っこ紐の時はサッと用事を済ませるようにしています。

むくみ

入院中に同じ姿勢が続いたのがよくなかったのか、象の足のようにパンパンになりました。痺れもあったので、退院時に家に着くまでに子どもを抱いたまま転んだらどうしよう、ととても心配だったのを覚えています。なるべく姿勢を変えるようにして、産後1週間位で解消しました。

便秘

会陰切開と痔のためトイレが恐怖で便秘気味になりました。入院中に産院で酸化マグネシウムを処方してもらい、産後2週間位で改善しました。

〜産後4ヶ月

悪露

赤から褐色、黄色、白に変化していくと聞いたもののよく分からないし、1ヶ月健診の後もしばらく続いたので本当に止まるのか心配でした。悪露なのか尿漏れなのか汗の臭いが変わったのか、嗅覚がおかしくなったのわかりませんがお風呂に入っても自分から獣臭がして、それにも焦りました。産後2〜3ヶ月位で収まりました。

会陰切開の痛み・違和感

切開の跡がどうなっているのか見る勇気は無く、トイレやお風呂はおそるおそるでした。産後2週間くらいはドーナツクッションのお世話になりました。痛みが引いてからもなんとなく違和感が残っていて不安だったのですが、産後4ヶ月位で気にならなくなりました。

子宮下垂・尿漏れ

シャワーを浴びていると股間で何か丸いものに触れて驚愕。調べてみると子宮下垂(子宮脱)のようでした。ひどくなると外に出てしまうこともあるらしく…。あわせて尿漏れもあり、どうやらどちらも骨盤底筋の緩みが原因とのこと。体操を少しずつやったりして産後4ヶ月位には改善しました。

おっぱいトラブル

過去の記事にも書きましたが、授乳には苦労しました。

ちょっと楽になったかも?と思い始めたのは産後3ヶ月ごろ。それまでは一番ひどい時で10分×14回×左右2といった感じで4時間超も授乳する日もあったので、乳首を痛めて当然だったなと。幸いにも病院へは行かずに済みましたが、しこりができたり熱を持ったりと軽い乳腺炎にもなりました。

膀胱炎

過去の記事の通り。なんとか再発は免れています。

〜産後6ヶ月

腱鞘炎・ばね指

抱っこで手首が腱鞘炎になりかけ、なるべく負担がかからないようにクッションなどを使うようにしました。困ったのは指です。朝起きた時に痺れていたり、曲がったままこわばり、もう片方の手で無理やり伸ばすとピョンとばね仕掛けのように伸びる。調べたらどうやらばね指。ホルモンバランスの乱れなどが原因らしいです。1ヶ月健診や新生児訪問などで相談したのですが形成外科かな?内科かも?とあまりぴんとこない感じの反応。ネットで見る限り産後になっている人は他にも結構居そうなのに…。結局病院へは行かないままです。最近はあまり起こらなくなりました。

出産で見事に花が咲き。入院中に産院でネリプロクト軟膏を処方してもらい、それが切れた後はボラギノールMにお世話になりました。ボラギノールにAとMがあるのを初めて知りました。今はほとんど治りました。

抜け毛

産後2ヶ月位は変化がなく、もしかしてあまり抜けないのかもと思った矢先、3ヶ月目にどかんときました。掃除をしてもその端から抜けていく…。夫も気づいてすごいね、と言ってきたのでベリーショートにしました。何も解決しませんが、夫の髪と見分けがつかなくなったのでヨシ!と思いました。最近だいぶおさまってきました。

関節の違和感、体力低下

産後すぐの全身の筋肉痛・関節痛に比べればかなり良くなったものの、今も歩いたり立ち上がる時に膝や股関節に違和感を感じることがあります。妊娠前は通勤などで1日1万歩は軽く歩いていましたが、今は3000も歩けばいいほう。ストレッチなどで様子を見ながら、少しずつ運動量を増やしていきたいです。

メンタル

イライラ、鬱感・不安、集中力・記憶力低下、意味もなくハイなどめちゃくちゃでした。特にイライラがすごく、導火線ゼロ。夫もよく付き合ってくれたなと思います。こちらがガーッと言ってもうまく受け流しつつ家事や子供の世話をサポートしてくれてありがたかったです。今考えると結構理不尽な言い方もしてしまって悪かったなと…。イライラはまだ続いていますが、だいぶコントロールできるようになってきました。

産後の検診状況

1ヶ月健診

子どもとは別のタイミングで受けました。ボロボロの状態で受診して、OKと言われても本当かなあという感じでした。産後1ヶ月〜3ヶ月位は結構な不調が続き不安でしたが、子どもの3・4ヶ月健診の頃には全体的にだいぶ良くなっていました。

子宮頸がん検診

1ヶ月健診で子宮頸がん検診は例年通り受けた方がいいとおすすめされたので、妊娠中に受けた検査から1年経ったタイミングで受けました。子宮・卵巣エコー検査も受けてなんとなく一安心。まだ生理が戻っていないので受診タイミングが調整しやすかったです。

乳がん検診

授乳中はうまく診断できないこともあるそうです。病院によって色々方針があるようですが、私の病院ではマンモグラフィーなら授乳しなくなってから6ヶ月後、エコーならもう少し早くてもいいかもと言われました。妊娠・出産を挟むとなかなか受けづらいのは盲点でした。前回から2年以上空いてしまうことになってちょっと心配です。それまでセルフチェックを続けようと思います。

最後に

症状があった頃はあんなに大変だったのに、いくつか細かいところが思い出せず。経過を書き留めておけばよかったのでしょうが、妊娠出産を通して自分の体が変わりすぎて元に戻るのかどうか本当に不安で、書いてしまうとその不安が現実になるような気持ちでいっぱいでした。ようやく書く気になり、思い出しながら書いてみました。産後すぐに出たトラブルについては入院中に多めに薬を処方してもらって正解でした。家に帰ってから出たものはコロナもあるし平日に子どもを預けて病院へ行くべきか迷っているうちに何となく治ってしまったものが多いです。今考えると病院で相談すべきだったなと。悪化しなくてよかったです。最近は余裕が出てきたので、また何かあれば今度は病院へ行きます。

【読書記録】2020.11②

仕事をしていた頃は満員電車や残業でなかなか読む時間が確保できていなかったので、久々に本を読めているなとしみじみと感じています。ただ子どもの昼寝時間は着実に短くなり、離乳食も大変になっていくので今だけかなとも思います。今は興味のある本中心ですが、そろそろ復職に向けてビジネス系の書籍も読もうかな…。今回も読み返したい本に☆をつけています。

子どもの危険な病気のサインがわかる本(松永 正訓)

0〜6歳の子どもに起こりうる危険な病気のサインについて解説した本。巻末に月齢に応じたサインと病気の対応一覧はありますが、いざというときにいきなり症状で引くのではなく平常時に読んでおくのがよいかと。もちろん細かいところまでは覚えられないし実際に起きたら慌てるのでしょうが、熱けいれんへの対処など事前に知っておくだけでも心構えが違ってくるかと思います。熱の測り方や解熱の要否、病院の選び方なども書いてあってとても参考になりました。受診すべきか悩む親を手助けしてくれるような本でした。

夫が知らない家事リスト(野々村 友紀子)

夫が知らない家事リスト

夫が知らない家事リスト

トイレットペーパーの交換などちりつもの名もなき家事にまつわる家族エピソードをまとめた本。タスクの全量を夫に示すためにリスト化したという家事が211項目も。ちょっと細かく分けすぎかな?という気もしましたが、どちらかが拾っていけるようにしたいんだ、という主張には共感。この本を手にパートナーにちゃんとしろ!と迫るというよりは、あるあるネタとして楽しんだり、自分の家はどうなっているかみんなで振り返るきっかけにするのがよさそう。それにしてもここまで家事をきっちりやっているとは真面目な方なんだなあ、と思いました。

あの人の台所道具(台所育ち読書会)

あの人の台所道具

あの人の台所道具

  • 発売日: 2014/01/27
  • メディア: 単行本

幸田文、向田 邦子、武田百合子森茉莉石井好子高峰秀子宇野千代の調理器具や掃除道具などを写真と共に紹介する本。これを参考に自分の台所を作ろう、というコンセプトとのこと。作品を知っていてどういう道具なのか知りたい人や、こだわりのある道具が欲しい人向けという感じ。研究意欲は伝わってくるけれど、独自の世界に一気に引き込む文脈の中で出てくるから素敵に感じていたものを、さらっと見せてネットで買えます、という感じなのでなんとなく味気なさが残りました。

カレーの秘伝―これこそ最高の家庭料理(ホルトハウス房子)

本格的なカレーからカレー風味のおかずまで、50種類位のレシピが載っています。30年以上前に発行された本で写真は無いのですが、文を追っているだけでとても美味しそう。ポテトダンプリングや豚ときゅうりの炒め煮など、食べたことがないものも沢山。世界各地で食べた美味しいものや家族とのちょっとしたエピソードも書かれており、エッセイ風にも楽しめました。スープストックから作るものはハードルが高いですが、簡単なものから試してみようかな。写真が沢山追加された改訂版が出ているとのことなので、そちらも読んでみたいです。

366日の離乳食(上田 玲子)

366日の離乳食 (主婦の友生活シリーズ)

366日の離乳食 (主婦の友生活シリーズ)

  • 発売日: 2020/06/02
  • メディア: ムック

作り方の基本から初期〜後期までのレシピが分かります。彩りよく見栄えのある写真が豊富で見応えあり。食べさせる量を実物サイズの写真で示しているのがポイントのようですが、実物サイズとそうでないものが入り混じっているページはちょっと分かりづらかったです。カレンダーや写真の脇の曜日表記をみて献立を真似できるようになっているのですが、途中からレシピや食材の組み合わせが複雑になり毎日再現するのは厳しそうなのであくまで参考に、という感じかなと思いました。

めんどくさがりなきみのための文章教室(はやみね かおる)

めんどくさがりなきみのための文章教室

めんどくさがりなきみのための文章教室

喋る猫ダナイが中学生の主人公に文章の書き方を教える本。何を書いたらいいかわからないところから、作文、日記などを経て小説を書くところまで会話のやりとり中心に進んでいきます。子ども向けですが、句読点や比喩などの基本を抑えつつ、音声入力や添削機能、テンプレートの利用を紹介したりと意外と実用的。語彙を増やしたり書きたいものを見つけるためのコツなど、子どもの頃に読みたかった一冊。