bon-wasanbonの日記

日々の暮らしや子育てについてゆるく書いていきます

【読書記録】2020.11②

仕事をしていた頃は満員電車や残業でなかなか読む時間が確保できていなかったので、久々に本を読めているなとしみじみと感じています。ただ子どもの昼寝時間は着実に短くなり、離乳食も大変になっていくので今だけかなとも思います。今は興味のある本中心ですが、そろそろ復職に向けてビジネス系の書籍も読もうかな…。今回も読み返したい本に☆をつけています。

子どもの危険な病気のサインがわかる本(松永 正訓)

0〜6歳の子どもに起こりうる危険な病気のサインについて解説した本。巻末に月齢に応じたサインと病気の対応一覧はありますが、いざというときにいきなり症状で引くのではなく平常時に読んでおくのがよいかと。もちろん細かいところまでは覚えられないし実際に起きたら慌てるのでしょうが、熱けいれんへの対処など事前に知っておくだけでも心構えが違ってくるかと思います。熱の測り方や解熱の要否、病院の選び方なども書いてあってとても参考になりました。受診すべきか悩む親を手助けしてくれるような本でした。

夫が知らない家事リスト(野々村 友紀子)

夫が知らない家事リスト

夫が知らない家事リスト

トイレットペーパーの交換などちりつもの名もなき家事にまつわる家族エピソードをまとめた本。タスクの全量を夫に示すためにリスト化したという家事が211項目も。ちょっと細かく分けすぎかな?という気もしましたが、どちらかが拾っていけるようにしたいんだ、という主張には共感。この本を手にパートナーにちゃんとしろ!と迫るというよりは、あるあるネタとして楽しんだり、自分の家はどうなっているかみんなで振り返るきっかけにするのがよさそう。それにしてもここまで家事をきっちりやっているとは真面目な方なんだなあ、と思いました。

あの人の台所道具(台所育ち読書会)

あの人の台所道具

あの人の台所道具

  • 発売日: 2014/01/27
  • メディア: 単行本

幸田文、向田 邦子、武田百合子森茉莉石井好子高峰秀子宇野千代の調理器具や掃除道具などを写真と共に紹介する本。これを参考に自分の台所を作ろう、というコンセプトとのこと。作品を知っていてどういう道具なのか知りたい人や、こだわりのある道具が欲しい人向けという感じ。研究意欲は伝わってくるけれど、独自の世界に一気に引き込む文脈の中で出てくるから素敵に感じていたものを、さらっと見せてネットで買えます、という感じなのでなんとなく味気なさが残りました。

カレーの秘伝―これこそ最高の家庭料理(ホルトハウス房子)

本格的なカレーからカレー風味のおかずまで、50種類位のレシピが載っています。30年以上前に発行された本で写真は無いのですが、文を追っているだけでとても美味しそう。ポテトダンプリングや豚ときゅうりの炒め煮など、食べたことがないものも沢山。世界各地で食べた美味しいものや家族とのちょっとしたエピソードも書かれており、エッセイ風にも楽しめました。スープストックから作るものはハードルが高いですが、簡単なものから試してみようかな。写真が沢山追加された改訂版が出ているとのことなので、そちらも読んでみたいです。

366日の離乳食(上田 玲子)

366日の離乳食 (主婦の友生活シリーズ)

366日の離乳食 (主婦の友生活シリーズ)

  • 発売日: 2020/06/02
  • メディア: ムック

作り方の基本から初期〜後期までのレシピが分かります。彩りよく見栄えのある写真が豊富で見応えあり。食べさせる量を実物サイズの写真で示しているのがポイントのようですが、実物サイズとそうでないものが入り混じっているページはちょっと分かりづらかったです。カレンダーや写真の脇の曜日表記をみて献立を真似できるようになっているのですが、途中からレシピや食材の組み合わせが複雑になり毎日再現するのは厳しそうなのであくまで参考に、という感じかなと思いました。

めんどくさがりなきみのための文章教室(はやみね かおる)

めんどくさがりなきみのための文章教室

めんどくさがりなきみのための文章教室

喋る猫ダナイが中学生の主人公に文章の書き方を教える本。何を書いたらいいかわからないところから、作文、日記などを経て小説を書くところまで会話のやりとり中心に進んでいきます。子ども向けですが、句読点や比喩などの基本を抑えつつ、音声入力や添削機能、テンプレートの利用を紹介したりと意外と実用的。語彙を増やしたり書きたいものを見つけるためのコツなど、子どもの頃に読みたかった一冊。