bon-wasanbonの日記

日々の暮らしや子育てについてゆるく書いていきます

【読書記録】2020.12③

今年はクリスマスもお正月も家族だけで簡単に。大掃除は残るはレンジ周りだけ。暗いニュースが続きますが、どうぞ皆様良いお年を。

自分らしい働き方・育て方が見つかる 新・ワーママ入門(堀江 敦子)

自分らしい働き方・育て方が見つかる 新・ワーママ入門

自分らしい働き方・育て方が見つかる 新・ワーママ入門

  • 作者:堀江 敦子
  • 発売日: 2019/06/14
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

3歳児神話など子育ての「神話」に関わる悩みから抜け出し、チームで子育てしていこう、という本。自分の親世代と同じような子育ては現代では無理、と言い切っていて痛快。3年後のビジョンとそれに向けたアクションが取れるようになるためのワークシートなどもあり、モヤモヤの整理の手助けとなりそう。

総務担当者のための産休・育休の実務がわかる本(宮本 貴美)

総務担当者のための産休・育休の実務がわかる本

総務担当者のための産休・育休の実務がわかる本

  • 作者:宮武 貴美
  • 発売日: 2019/10/19
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

妊娠・出産・育児に関わる制度やその取り扱いについての本。各種制度についてはある程度目を通していたつもりでしたが、労基法での育児時間の取り扱いなど知らなかったものもいくつか。ネットで探せば手に入る情報なのでしょうが、よくある質問も交えつつ解説されるので分かりやすかったです。総務担当者のためというタイトルですが、社内の手続きフローが整っておらず自分でも動いていかないとだめ、といったケースなどにも。

おやつですよ―くり返し作るわたしの定番レシピ集(なかしましほ)

ほうじ茶に合うような素朴な優しいお菓子のレシピ本。バターや生クリームたっぷり、というようなリッチなお菓子ではないので毎日のおやつにぴったり。シンプルなので材料も少なく時短で作れるのも嬉しい。何も見ずにこういうのがサラっと作れる人に憧れます。

もしかして発達障害? 子どものサインに気づく本 (塩川 宏郷)

もしかして発達障害? 子どものサインに気づく本 (育ちあう子育ての本)

もしかして発達障害? 子どものサインに気づく本 (育ちあう子育ての本)

  • 発売日: 2020/03/13
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

発達障害の定義や年齢ごとのサイン、子どもと親を暮らしやすくするコツをまとめた本。今はもうアスペルガーと言わないとは知らなかった(DSM-5という基準があるそう)。1つ1つの作業を工程に分ける、絵を貼る、具体的に指示するなどの工夫が興味深かったです。病気とは違い早く見つけて治療するというよりも、どう付き合っていくかを考えていく必要があるとのこと。成長するにつれサインに当てはまる当てはまらないで一喜一憂してしまいそうですが、その後が大切なんだと肝に銘じたいです。

カンテラ日記―富士山測候所の五〇年(中島 博)

1932年に気象観測の拠点として富士山に測候所が設置された後、1936年から職員が日々の出来事を綴った「カンテラ日誌」に解説をつけてまとめたもの。過酷な環境となる冬季も観測できるようにするまでの苦労や、戦中戦後の観測所の様子、滑落や台風の恐怖などが描かれます。もととなったカンテラ日誌はその後、自動観測装置の設置により無人化された2004年まで続けられたものの、2017年に廃棄処分となったそう。職員の私的文書との位置付けで管理が難しくやむを得なかったのかもしれませんが、残念です。