家計管理の課題解決にあたり、ライフプランシートを夫婦で共有してみました。
家計管理の課題
支出(共通経費)については家計簿を運用しているものの、以下の課題があります。
- 貯金管理ができていない
- 負担割合に出産・育児に伴う収入減の考慮が不足
※詳細は過去の記事もご参照ください。
現在、共通経費の月末精算は単純に割り勘です。私が産育休等で収入が減る分、夫に多めに払ってもらえるとありがたいなという気持ちはあるものの、特定の期間だけ精算方法を変えるのも面倒。各自の貯金とは別に夫婦共通の貯金もしたいので、その負担割合で調整する案を提案することにしました。
実現可能な目標貯金額を決めるにあたっては、いつどのタイミングで収入や支出がどう変化するかのイメージを夫婦で共有する必要があります。そこで、話し合いの叩き台としてライフプランシートを作ることにしました。
ライフプランシート
出産や子供の入学などのライフイベントがいつ発生するかと、それに伴う収支の変化を見えるようにしたものです。(キャッシュフロー表と言うべきでしょうか)
テンプレートは色々なサイトで配布されています。
Dinksのときはそれなりに貯金しやすい状況でしたが、これからは教育費等でどんどんお金もかかります。かといって、きちきちに貯金する計画だと長続きしなさそうなのでメリハリをつけたいなと。ライフプランシートでなんとなく当たりをつけられれば「ここは貯めどき」「この位ならレジャー等に使ってもOK」などの目安になると考えました。
1年後の自分達がどうなっているかすら怪しいですが、わからない部分は仮置きしつついったん60歳頃までをスプレッドシートでざっくり作ってみました。後から見た時になぜこの数字にしたのかが分かるよう、金額部分には補足を入れておきました。例えばこんな感じです。
・20xx年の生活費は◯円のため、△円と仮置き
・教育費の相場は公立の場合は◯円、私立の場合は◯円なので△円と仮置き
見積は楽観的過ぎても悲観的過ぎてもよくないですが、あまり悩み過ぎず、ネットで調べられる相場などを参考にエイヤでどんどん仮置きしました。適当に入力したところは追々精緻化していけば、より実態に沿ったものにしていけるかと。
夫婦での共有・検討
作ってみると「子供がまだx歳なのに自分はもうx歳なんだ」「この年の支出えげつない」など、色々不安要素も見えてきました。ちょうど児童手当の取扱についても決める必要があったので、作成したシートをもとに夫と話し合いました。夫もなんとなくのイメージしか持てていない部分が多かったようで、粗々ではありますが具体的な見通しを共有したことで「貯められるときに頑張ろう」という気持ちになってくれたようです。
結論として、これを機会に口座を一つ作り、児童手当分+αを貯めていくことになりました。目標金額(年額)と負担割合だけ決めて入金タイミングは各自管理、今年分は夫の負担多めです。ありがたや。
最後に
ライフプランシートは賃貸・持家どちらなのか等のライフスタイルで大きく変わるため、ちょこちょこ見直す予定です。まだまだ検討事項はあるものの、ちょっと前進した気がします。ただ、貯蓄だけでなく色々な手段で将来への備えが必要なはず。つみたてNISAなどにも手を出しつつも、他に何をやるべきか手探りの現状です。一度FPさんに相談するのもアリなのかもしれません。が、色々な意味で落ち着かない昨今なので、とりあえずできるところから着手していこうと思います。