数年前に実家を離れた際、自分の荷物はある程度片したつもりでした。
が、里帰り中に母が取り出してきたファイルの山たち…。捨てていいか判断して欲しいとのことなので、出産前に一気に片付けます。
片付けかた
ファイルの中身は母が整理・保管してくれていた学生時代の資料。今現在無くて困っていないので、全部いらないもの。「見ないで捨てる」が鉄則ですが、引きこもり生活のお楽しみとして一通り目を通しました。
名前入りはシュレッダー、それ以外は資源ゴミへ。
通知表
なんと小学1年生の1学期から高校3年生の3学期まで網羅。ざっと36回分?一貫して理数系と体育が苦手だった模様。
先生・親によるコメントがなかなか面白かったです。
「飄々としており、配膳台に落っこちたおかずもさっと拾って食べてしまったり、ゆかいでした」
「いつも遅くまで亀の世話をしてくれ、お母さんに怒られないか聞くと『大丈夫、大丈夫』との返事でした」
「勉強と部活をよくがんばっていますが、家事の手伝いの方ももう少しがんばってください」
なんというか、マイペースな子ども…。
今見ると先生の印象も変わります。好きだった先生が案外紋切り型でつまらない一方、怒りっぽくて苦手だった先生がウィットに富んでいることも。
連絡網・名簿
そういえばこんな子も居たなあと懐かしく。いわゆる難読系の名前はクラスに1人いるかいないかで、読みやすくて逆に新鮮。
自分の子どもの名付けを検討中のため、まじまじと見てしまいました。
作文・観察記録
定番ですね。人の評価を気にせず書くからか、小さい頃のものほど面白い。
マラソンカード
マラソン大会のトラック周回管理カードから、百人一首、運動会のダンス習得など色々なカードが。先生達の工夫や苦労が伺えます。
出来た分だけシールを貼ったり色を塗ったり。成果が目に見えると達成感が得られますよね。
給食献立表
こんなものまで。「れいとうみかん」「ゆかりごはん」「しらたまいりフルーツポンチ」「きなこあげパン」…。食べたい。
最後に
所要時間は約2時間。全て処分しました。
小学校のものは、懐かしの藁半紙に先生の手書きを印刷したものが多かったです。ExcelやWordで作れる今、事務作業の負担は減ったはずですが代わりに増えた苦労も多いんでしょうね。
完済した奨学金関連の書類等、残しておいた理由が分からなくはないものもあれば、100%要らないだろうという運動会の歌詞カードまで。バリエーション豊富でした。
長子でも無いのにこんなに保存してくれていた母。ありがたくもあり、今後の実家整理が心配でもあり。
私は自分の子どものために何をどう残していくべきか。考えさせられるいい契機でした。